出産時の痛みに配慮し、
一人ひとりに寄り添った出産を
霞澤産婦人科医院では、自然分娩・計画分娩に加え、出産時の痛みを和らげる選択肢として無痛分娩に対応しています。
当院では12年以上にわたり無痛分娩に取り組み、産婦人科医と麻酔科医が連携しながら、計画無痛分娩を中心に行っています。
無痛分娩をご希望の方には、麻酔の方法やメリット・デメリット、分娩までの流れなどを事前にご説明し、お母さんと赤ちゃんの状態を確認しながら出産に向けた準備を進めていきます。

メリット・デメリット
無痛分娩には、出産時の痛みを和らげられるという大きなメリットがある一方、麻酔や分娩経過に伴うリスクや注意点もあります。
メリットだけでなくデメリットについても理解したうえで、ご自身に合った出産方法を考えることが大切です。
無痛分娩のメリット
出産時の痛みを和らげることができます
硬膜外麻酔を行うことで、陣痛や出産時の痛みを軽減することができます。
痛みに対する不安が大きい方にとって、出産に向き合うための選択肢のひとつとなります。
身体への負担を軽減することが期待できます
出産時の強い痛みを和らげることで、身体的な負担の軽減につながります。
厚生労働省の資料でも、産痛を和らげることに加え、産後の体力を温存できたと感じる方が多いことなどが紹介されています。
厚生労働省の資料でも、産痛を和らげることに加え、産後の体力を温存できたと感じる方が多いことなどが紹介されています。
無痛分娩のデメリット・リスク
硬膜外麻酔によって陣痛が弱くなったり、分娩に時間がかかったりすることがあります。また、吸引分娩や鉗子分娩などの処置が必要となる可能性があります。
麻酔に伴う症状・合併症としては、以下のようなものがあります。
- 血圧の低下
- 頭痛
- 皮膚のかゆみ
- 吐き気
- 発熱
- 神経症状
- 麻酔部位の感染や出血 など
そのほか、まれではありますが、麻酔薬が血管内やくも膜下腔へ入ることによる重い症状が起こる可能性もあります。
当院では、無痛分娩を希望される方にメリットだけでなく、こうしたリスクや注意点についても事前にご説明しています。
霞澤産婦人科医院の無痛分娩の特徴

0112年以上にわたる無痛分娩への取り組み
これまでの経験を活かしながら、
一人ひとりの妊娠経過や分娩の状況を確認し、出産をサポートしています。

02産婦人科医と麻酔科医が連携
当院では、産婦人科医と麻酔科医が連携して無痛分娩を行っています。
妊娠・分娩の経過を診る産婦人科医と、麻酔を担当する医師がそれぞれの立場から、
お母さんと赤ちゃんの状態を確認しながら対応します。

03計画無痛分娩を中心に対応
当院では、あらかじめ分娩の日程を決めて行う「計画無痛分娩」を中心に行っています。
予定した日程に合わせて入院し、お母さんと赤ちゃんの状態や分娩の進行を確認しながら、
陣痛促進剤や麻酔を使用して出産を進めていきます。
無痛分娩は基本的に日中に行っているため、
夜間や休日、予定より早く陣痛が始まった場合などには、無痛分娩を行えないことがあります。

04事前にしっかりとご説明します
無痛分娩を希望される方に向けて、当院では無痛分娩についての説明会を開催しています。
無痛分娩の方法や麻酔についてだけでなく、メリット・デメリット、分娩までの流れ、
起こり得る副作用や合併症などについて事前にご説明し、出産に向けて理解を深めていただける機会を設けています。
分からないことや気になることがありましたら、
説明会や妊婦健診の際にお気軽にご相談ください。
麻酔方法
硬膜外麻酔による無痛分娩

当院では、「硬膜外麻酔」による無痛分娩を行っています。
硬膜外麻酔は、背骨の近くにある「硬膜外腔」という場所へ
細く柔らかいカテーテルを挿入し、そこから麻酔薬を投与して痛みを和らげる方法です。
麻酔を行う際には、横になって背中を丸めた姿勢をとっていただき、
背中から針を刺してカテーテルを留置します。
麻酔の効き方には個人差があります。
当院では、子宮の張りやおしりへの圧迫感などの感覚をある程度残しながら
痛みを和らげるよう調整しています。
効果が十分でない場合には、必要に応じて再度処置を行うことがあります。
麻酔開始までの流れ
お母さんと赤ちゃんの状態を確認
分娩の進行状況や、お母さん・赤ちゃんの状態を確認します。
麻酔の準備
横向きになり、背中を丸めた姿勢をとっていただきます。
カテーテルを挿入
背中から硬膜外腔へ細いカテーテルを挿入します。
麻酔薬を投与
カテーテルから麻酔薬を投与し、効果や体調を確認しながら分娩を進めます。
無痛分娩のスケジュール
無痛分娩についてご相談
妊婦健診などの際に、無痛分娩をご希望であることをお伝えください。
妊娠経過やお母さん・赤ちゃんの状態を確認しながら、無痛分娩についてご説明します。
入院日 15:00頃
予定した日にご入院いただき、分娩に向けた準備を行います。
入院日 18:00頃
子宮口を広げるための処置として、メトロを挿入します。
その後は翌日の分娩に備えてお休みいただきます。
分娩当日 7:00頃
浣腸を行い、分娩に向けてお部屋を移動します。
分娩当日 8:30~9:30頃
診察を行い、その後、分娩の準備を進めます。
陣痛促進剤・麻酔開始~出産へ
陣痛促進剤を使用して陣痛を促し、有効な陣痛がついた段階で硬膜外麻酔を開始します。
その後も、お母さんと赤ちゃんの状態や分娩の進行を確認しながら出産を進めていきます。
よくある質問
初めての出産でも無痛分娩はできますか?
A. 当院では、初産婦さん・経産婦さんともに無痛分娩に対応しています。
ただし、妊娠経過や健康状態などによっては実施できない場合がありますので、事前に医師へご相談ください。
無痛分娩なら、まったく痛みを感じませんか?
A. 「無痛分娩」という名称ですが、すべての痛みや感覚が完全になくなるわけではありません。
麻酔の効き方には個人差があり、子宮の張りや赤ちゃんが下がってくる際の圧迫感などを感じる場合があります。
夜間や休日でも無痛分娩はできますか?
A. 当院では計画無痛分娩を中心に、基本的に日中に無痛分娩を行っています。
夜間や休日など、状況によっては無痛分娩を行えない場合があります。
予定していた日より前に陣痛や破水が起きた場合はどうなりますか?
A. 当院では、初産婦さん・経産婦さんともに無痛分娩に対応しています。
ただし、妊娠経過や健康状態などによっては実施できない場合がありますので、事前に医師へご相談ください。
無痛分娩を受けられない場合はありますか?
A. 当院では、初産婦さん・経産婦さんともに無痛分娩に対応しています。
ただし、妊娠経過や健康状態などによっては実施できない場合がありますので、事前に医師へご相談ください。
麻酔による副作用やリスクはありますか?
A. 硬膜外麻酔では、血圧低下、頭痛、かゆみ、吐き気、発熱などがみられることがあります。
また、まれではありますが、神経症状や感染、出血、麻酔薬による重い症状などが生じる可能性もあります。
当院では、事前に麻酔の効果やリスクについてご説明したうえで無痛分娩を行います。
無痛分娩の麻酔は赤ちゃんに影響しますか?
A. 適切に行われた場合、赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。
硬膜外麻酔では、背中の神経に近い場所へ少量の麻酔薬を投与して痛みを和らげるため、適切に行われた場合、赤ちゃんへの影響はほとんどないとされています。
使用した麻酔薬の一部が胎盤を通して赤ちゃんへ移行することはありますが、一般的な方法・用量で行う硬膜外麻酔では、出生時の赤ちゃんの状態に大きな影響を及ぼすことは通常ありません。
当院では、お母さんと赤ちゃんの状態を確認しながら麻酔を行い、分娩中も継続して状態を確認しながら進めていきます。
無痛分娩の費用はいくらですか?
A. 当院では、初産婦さん・経産婦さんともに無痛分娩に対応しています。
ただし、妊娠経過や健康状態などによっては実施できない場合がありますので、事前に医師へご相談ください。
無痛分娩をご希望の方へ
無痛分娩について分からないことや不安なことがございましたら、妊婦健診の際などにご相談ください。
出産方法について一緒に考えながら、一人ひとりの状態やご希望に合わせて出産に向けた準備を進めていきます。
